【社会】宣伝は必然的に嘘をつく。でも意図を読めばよいだの話だろ??

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食品偽装表示などの件がうるさい昨今。確かに悪意がある偽装も確かにはびこっているが、

#伊丹十三「スーパーの女」辺りから知られるようになったのか?

ある程度の宣伝の嘘は仕方がない。

看板に少しでも偽りがあれば正義感むき出しで批判するというのは馬鹿げている。

 

看板が偽りなく看板の言っていることと中身が同じであるというのは、それはそれで望ましいことであるが、額面通りに行くようにするには非常なコスト(広い意味でのコスト)がかかるものである。

また、看板では多少大きめなことを書いて、消費者は多少目をつぶるというのが世の常ではある。理由があって、あまり大きなことを書くとあからさまな詐欺になるが、他との競争を考えるとある程度大きく書かざるを得ないのである。
この些細な「誇大広告」を避けるには、

  1. 中身より小さめの看板を出す
  2. 表示を曖昧にしておく
  3. 非常に詳細に中身がどうなっているか余すところなく表す

という方法もある。1. は現実性があるが競争に負ける。2. は過少か過大評価につながり、場合によっては詳細がないことを追求される。3.は書いたところで看板として世間で通用しない。保険会社のテレビCMの細かい字で書きこまれた注意書きなんてほとんど誰も見ないだろう。

 

そもそも、書いてあるものの意図をくみ取るのが、読むという作業だろう。

看板でも宣伝でもその点、何ら変わりはない。

意図も読めずに字面だけ読んで批判しているのはナンセンスだ。

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