文章を書いていると、
・どうでもいい内容が紛れ込んだり
・内容がずれていたり
という問題が出てくる。
文章全体でも、段落のような文章の一部でも、
まとまらない部分を検知する方法がある。
題名・要約・見出し などをつけること。
それも、できれば
主部・述部をもつようにつける。
「何が何だ」
というようにする。
それが、ちゃんと文書内容と適合しているかテストすればいい。
例: step1 : ある段落の前に、題名や見出し などをつけてみる。
・「結論」 と書く
内容についてはチェックできない。
でも結論を書いているかどうかをチェックできる。
・「いじめ問題についての解決策」 と書くと
問題に対する答えに当たる部分 (解決策など) についてはチェックできない。
でもいじめ問題以外の事を書いていないかチェックできる。
・「いじめ問題は組織的対応が重要」 と書くと
いじめ問題を扱っているか、
対応策として組織的対応について書いているかチェックできる。
さらに、
・「結論: いじめ問題は組織的対応が重要」 と書くと
この文章の部分が、結論部になっているか、
いじめ問題を扱っているか、
対応策として組織的対応について書いているかチェックできる。
例: step 2 :見出しなどをつけたら、次は文章内容と照合する。
文章内容を見て、再要約し、
A) 一言で言いたいことが表せない場合、
つまり再要約すると2つ以上要約が出てくる場合には、
文章の目的外のものが入り込んでいる。
B) 一つしか無いけれども、内容と見出しなどずれている場合には、
内容か、見出し等の部分 のどちらかがおかしい。
色々な原因があるが、
書いていることと、意図していることがずれている
ことが代表的な原因。
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