嫌なこと、嫌な人に対して怒ったり、文句を言ったり、ウダウダ言っていても良いことはありません。
嫌な気分を感じるところをすっ飛ばして、手を打つ。
文句を言っても、嫌な感情が増幅されるだけです。しんどいだけ。
ウダウダ言っても、結局最後は何らかの手を打つのです。状況を変えるなり、問題を解決するなり、とらえ方を変えるなりするんですから、最初から手を打つのが最良手。
淡々と対処するようになれると、物凄く楽。粛々と事を進められようになるのはオイシイです。
どうすればいいかというと…
この方法は、怒り癖・文句たれ・グズを治すことに共通して効果があります。
その方法は…
手順 1. 問題の存在を平然と肯定する
まず、嫌な対象(しなければならないこと、嫌な人)のことを、
「ああ、あるなぁ」
などと言いながら
問題の存在を認める。否定しては駄目です。
大切な比較/注意: 現実を否定して、嫌がるのは、完全に損
否定してもどうにもならない。嫌なだけ。損なだけ。
現に存在している嫌なことを否定しても、嫌なことが消えたりしません。嫌な気分が増えます。
偶然消えることはあるけど。無いと思った方がスムーズ。
補足: よくある問題なら、しめたもの。
「ああ、よくあることだなぁ」
さらに気が楽に。よくあること、よくいるタイプの人なら、対処法は今後も使えるので儲けものです。
手順 2. 問題を解決・解消することにする
「なんとかするかー」
ただ単に、問題の解決・解消のことだけを考えます。
注意: 感情的なことはどうでもいい
口調からも分かると思いますが、他人事のように嫌な気分を無視しています。客観的に見る感じ。
反対に、問題を自分のこととして考えると、余分な感情が湧いて面倒です。さらには自分で嫌なことを頻繁に思い出して、嫌さを増幅していたりしがちです。不要な感情はイラナイ。
感情的な部分をスルーする技についてはまた書きたいと思いますけど、とりあえずは出来事と感情を直結させない(例: 嫌な奴→腹が立つ、をしない)ことが肝心。以下参考リンク(外部リンク)。
問題を解決、もしくは…
問題を無力化するなり、解決するなり、回避するなり、棚上げにするなりします。
ただ単に問題を理解するだけで、実は何でもないことだった、ということに気がついたりします。
例えば、嫌なことを言われたけど、実はその人がなぜそういうことを言うか理解するだけで「ふーん」という気分になってしまう、など。
##問題を解決するまでもない、ということが結構多いです。害の多いところだけ何とかすれば良かったりするのもしばしば。このことについてはいずれまた書きたいと思います。
習得
自分がグダグダ言い始めたら、「で、どうするの」と行動を促してください。
慣れないうちは、つい文句を言ったりしますが、結局は問題に何らかの手を打って終わりにしてるんだということを確認してください。
文句を言わないことで、嫌な気分にならずに済んでしまうという、タフさ、老獪さ、上手いことやった感(?)、防御の完璧さを味わってください。
最終的に、「ああ、淡々と手を下すのが一番楽」ということを実感すればほぼ習得に達しているといえるでしょう。
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