作文・レポート・報告書など、説明的な文章を簡潔でしっかりとした文章にするためのルーチンは、以下の通り。
文章構成のルーチン
- とりあえず、書き出す。
- 頭の中にあるものを吐き出す。恥ずかしがったり、失敗やタブーを恐れずに書き出す
- 書きながら考える
- 書いて、書いたことを見て思いつく、書く、の繰り返し。アイデア出しの段階
- 言いたいことを一つ一文で表して取り出す。テーマの選定。(要約しておくこと)
- 出たアイデアの方向性が複数あるのはよくあること。そこから一つだけ言いたいことを選ぶ
- 3.で選んだテーマの説明や理解に必要なパーツをそれぞれ一文で取り出す(要約しておくこと)
- 主張したいことだけでは伝わらないので、説明や論拠、分かってもらうための例を取り出す
- これらのテーマ以外の文章のパーツも、それぞれ簡潔に言い切って、単一の機能を持つようにする
- 言いたいこと(テーマ)、説明、例、比喩の役割に応じて組み立てる
- 箇条書きにして、相互の関係を確かめる
- その後に文章化する
- 記述が足りない部分は補足する
- チェックリストを確認する。まだ完成していないのであれば1.に戻る
- 余った文章のパーツは残しておく
- また別の機会に役立つ。今書いている文章にすべてを盛り込まない。
チェックリスト
- 言いたいこと(テーマ)が二つ以上ないか?
- (文章全体を要約して一文で表してチェック!!)
- 各段落の機能(言いたいこと、説明、例、比喩)と内容は二つ以上ないか?
- (段落を要約して一文で表してチェック)
- (各段落の要約をして、段落間の関係をチェック!!)