悪癖は、とりあえず効く。そして実は適用範囲が広い(例: 嘘)。
この二つのことから、悪癖の色々な性質が分かります。それは…
悪癖はとりあえず効く、適用範囲が広いので、常時使うことになります。
いつも使える万能薬のようになります。例: 嘘。
万能でない方法は、どういう場合に何を使う、というのが分かれているものです。
例: どういうときに、説明する、黙る、おだてる、謝る?
悪癖には、いちいち手段を考えずに済んでしまう、という楽さがあります。
悪癖を治そうとすると、
- いろんな場合での行動を考えて組み立て直さないといけない。
- 一つのケースだけを直しても、悪癖を他のケースに使うので、習慣から抜け出せない。
- モグラ叩きのようになってしまう。生活を全面的に見直さないといけない
ので、なかなか治らない訳です。