論理的に考える・書くことを学ぶときには、間違いに注目すると伸びる。なぜかというと、日常生活には間違った理屈があふれているから。つまり常時勉強になるんだな。
テレビなんか見てても間違った推論だらけですね。
「AだったらBですよね!」
「そうそう、だからBだったらAなんですよ~」
みたいな話はもう始終しています。
ええ?
「金槌で壷を殴ると割れるんですよ~」
「あー、割れてる~、金槌で殴ったんですね!」
そんなアホな。こんな論理が通用するなら
殺人事件のサスペンスもののドラマは全滅ですよ。
多分死因はすべて金槌による撲殺です。
だって、金槌で殴れば死ぬもの。
…ともかく↓
誤謬論・錯誤論
あまり知られていない言葉だけれども、
この分野では私たちのやってしまいそうな間違いが
非常によく網羅・整理されているので
一度読み込んでみることをお勧めします。
ボリュームのある分野なので、
一気に読まずに、ざっと目を通して
気になったところを読む、
というのを繰り返すとよいんじゃないかと思います。
ともかく、記憶しておいて損のない単語です→誤謬論・錯誤論
リンク
錯誤論:論理的/科学的に正しい推論/判断を妨げるもの(2012-01-19)辻野 匠
これはWebで読めます。書籍の数章分はあるボリューム。
Copyright © 1993, 1994, 1995, 1996, Nikos Drakos, Computer Based Learning Unit, University of Leeds.
Copyright © 1997, 1998, 1999, Ross Moore, Mathematics Department, Macquarie University, Sydney.
の翻訳のようです。
いい教科書で練習問題もついているけれども絶版か…?