【発想】【感覚】何気ないことに気づく方法→特徴のないものと戯れる

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この世の中にあるものは、

目立つ      

  (数が少ない、見つけやすい…発見コスト小)

目立たない 

(数が多い、見つけづらい……発見コスト高)

のどちらかなのだから、

手数を増やしたければ両方見るべきなのである。

特に、ありきたりの方法で手詰まりになった時には

目立たないものに意図的に注視すべき。

 

目立つものを見つけるのは簡単だ。省略。

#それでも数が多くて困るケースはよくある。

 

目立たないものを見つけるには、

まず、目立つものを見る場合と違うスタンスが必要。

すぐに意味や価値が見いだせるわけではないので焦らないこと。

 

低い刺激に慣れ、細かな差異が大きく見える状態に

移行して行かなければならない。

 

特に何もない平静のなか、目の前に立ち現れるものを待つ、

というよりは、何もないという状況と戯れることで、

平板に見える何もなさそうな状況に凹凸を感じることができるようになる。

 

精神的平衡を保ち、物理的刺激を避け、感じる中に何もないかのような状態の内に、時間を限ることなく身を置き、その状況をのんびりとよく噛み扱くことで、当たり前というツルツルの平面は、実は限りない凹凸でできているということが感じられるようになる。

 

慣れれば忙しくとも、短時間で何もないところに引っかかってゆけるようになるが、慣れない内は、必要性にかられてしまうような、特徴に飛びついてしまうような状況を避けて、何気ないことに丹念に触れるほうが吉である。

 

少し慣れてきたら、特徴の備わったものの特徴以外の部分に注視するとよいだろう

 

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