現状として、知識・言葉や考えは、道具と違って信頼性がない。使いこなせばこんな役に立つものはないのに、
考えることは役に立たない、言葉なんてイラナイ、という考えが広がった元凶は何だ…?
正しさ、有用性とはかけ離れた言葉・考えの用法
- 精神安定剤
- 自分・他人の心を慰めるだけのもの。言い訳に等しい。
- 解決法のふりをしているもの
- 例: 健康法、場当たり的なHow-To。
- 何も知らないという不安から逃れることはできる。効くこともある程度。
- 納得させるだけの理屈
- 正しい理由かどうかではなく、納得して黙らせるためのもの。
- 議論のための議論
- 大きな事を言いたい放題。確実に成立することを言う気なんて無い。
- 面白いこと、興味深いことを言おうという傾向のあるもの。
- 新聞やテレビに限らず、センセーショナルなことを指向しているもの。
- 確実に言えることを指向しないので、連鎖させようとすると破綻する。
言葉・考えることを使いこなせていないこと
- 言葉・考えることと、感覚や経験の使い方が融合していない。
- 言葉・考えるのは無駄→感覚・経験でOKとなりがち?
- 生活をカバーするほどの道具立てができていない。
- 結果、問題に適した考え方・言葉を操ることができない。
- 知識などは、量と関連性が増えて爆発的に力を発揮することを知らない。
- 信頼性のない言葉・考え方への対処ができない
- 玉石混合の知識・考え方から有用なものを選べない。
- 問題に対して、とってつけたようなHow-Toの使用をしてしまう。その結果、役に立たない。
- 信頼性の低い知識などでも使い用はあるが、その用法を知らない。その結果、役立てることができる知識の量が増えない。
- 玉石混合の知識・考え方から有用なものを選べない。