足の指を鍛えて、大地を見て、大地をつかんで歩く

生活

足の指を鍛えて、大地を見て、大地をつかんで歩く

前に進もうとしているのに

いつも朝早く通勤特急に真っ先に乗り込んでるけど、本を読む気にもならないので(何か疲れていた)プラットフォームを歩く人々をずっと見ていた。

みんな後ろ向きに反り返っている?

気になり始めて反り返って歩いている人の数を数え始めたら、9割以上が反り返って歩いている。一生懸命いそいで。急いで歩きたいのならば前傾姿勢になっていればいいと思うけど、どうなんですかね。

発車時刻が近づき、スーツ姿のお姉さんがものすごい勢いで走ろうとしていた(走れてない)。地面をひたすら垂直にヒールで石の床ゴンゴン蹴っていても前に進まないと思うけど… ゴンゴンゴンゴンゴンゴン…

分力の基本は中3ぐらいで習いますよ。真下に蹴っても前進みませんよ。

「かかと重心」「後ろ重心」で歩いている人が多いようだ。この現象、実は現代生活のさまざまな要因が関係していると思われる。

運動不足というか、身体を使う、という気がない

運動不足、体幹や足底筋の弱りとかそんなこと以前に、上手いこと身体を使おうという意識がない、というよりは身体操作が雑、というか身体を無視していることが何よりもの問題。

地面においてある重たい箱を持ち上げるときには、一旦しゃがんで、荷物と自分の重心の位置確認して、立ち上がれば非力な人でもそこそこものを持ち上げられるでしょう?

地面においてある重たい箱を、膝も曲げずに背中を曲げて腕を伸ばして引っ張り上げようとしても、それはなかなか持ち上がりませんわ。

京都女子大学は通称女坂と呼ばれる坂の上にあるけれども、その入口の信号で待っていた。二人連れの学生がいて、なにか落としたんでしょうな。腰を丸めて拾おうとすると「女の子がそんなことしたらあかんよ」ともう一人の学生が助言していた。いい友達がいてよかったなあ。これは身体操作というよりは、ケツ突き出してモノ拾うなということだろうけど(口が悪いな)。

日常で楽しんで鍛えよう

日常生活の中で色々に上手く身体を使うことを意識すると、んー、これ自体面白い。

立つ、歩く、座るといった大きな動きだけではなく、例えばキーボードと自分の体の位置関係、キーを打つときにどの筋肉を動かしているか、ドアを開ける時にはどうするか、バスに乗り込むときにはどうするか、歩いていて立ち止まるにはどうするとよいか、前のオバハンが急停止したときにはどう避けるか、レトルトカレーのパウチをどう切るか、電灯のスイッチを素早く静かにOFFにするときにはどうするか…

もっと精度を上げるのであれば、基礎訓練をやると良いと思う。新しい曲を覚えるのも面白いけれども、ひたすら音階などの基礎トレーニングを積むことが為になる/面白いのと同じで。力のトレーニングもあるけれども、精度のトレーニングもなかなか楽しい。意外と人間の手足は雑に動いているので、指でダーツするのも面白いし、秒速30cmで歩くのもなかなか楽しい。 (慢練)

歩いているときに何かを指さしてみると良い。腕を動かすのではなく、指だけ。そんな違いでも簡単に人の動きが変わったりするので、色々見つけてほしい。

歩けなくなった!

私は遺伝的に腎臓があまり良くない。最近はなくなったけれども、痛風発作でしょっちゅう歩けなくなっていた。ある日、足がピクリとも動かなくなった。家の中を動くだけでも這いずり回らなければならない。台所からご飯を運ぶのにも動作を分解しないとどうしようもない。全く足が曲がらないので靴下を履くにも新技術?が必要になる。駅まで5分の道のりが20分になる。

普通のことが普通にできなくなったときにはより多くのことに気がつくことができるとは思う。

多少歩けるようになっても、階段が辛かった。結局膝から下を脱力して、ある意味膝から下を階段に垂直に「置いて」脇腹の力で (イゲタ?) で登っていた。竹馬に乗っているがごとくの動きで (カンポックリのほうが近い) 右足が階段を押す時には、右手右肩も下がるようにしていた。

今は普通に歩けるけれども、この時に身に着けた階段の登り方は今でも役に立っている。昔の倍ぐらい登れる(階数比で)。

蛇足だけど、ヒザ下の脱力が身につきすぎて、家の中に転がっている邪魔なものをスコーンと蹴っ飛ばすのが楽しくて仕方がない。下品なのでやめたいのだがスコーンって蹴りたいのは辞められない。

姿勢が悪すぎる

立っている時座っている時の姿勢が悪い人がいっぱいいるのは言うまでもなし。

座りっぱなしが悪いという話が大分広まったのはいいことだとは思うけれども、

  • 腰椎を立てる 骨盤を立てる
  • 丹田に力を入れる (腹の下)
  • 肩の位置 (猫背にならない)

なんだろう、みんなこう、丸まっていたり、ぐにゃっとしてるよね。

何が正しい姿勢かという以前に、気をつけてもないんだろうな。

かかと イテーーーーー!?

水曜日。

ああ、今日も疲れたなと口にしたと同時に、かかとに釘を打たれたかのような痛み。3時間ぐらいすると緩和してくるけど、あれ? 前の水曜日も…

ああそうか、水曜日は人前で延々と話す必要がある->反り返って話している (うつむき加減で話すのはイカンので)。

いつの間にか後ろ体重で、かかとだけで棒立ちになっているのを続けていたのだな。

足の指を鍛える

人間の自然な歩行では、重心が足の母趾球や土踏まずのあたりにあるのが理想だと言われている。

空手では平起平落と教えられたな。

長距離走ではかかとから着地と教えられたな。ヒールストライク走法。

いろいろな歩法が取り上げられるけれども、訳あって今は足の指先を鍛えている。全体重のほとんどを指先だけで支えられるぐらいにはなった。

一つはふくらはぎを鍛えたかったため。ふくらはぎの筋肉が落ちた時に、血流の滞りや足のむくみなどがよく出ていたため。(個人的にはこれで随分と楽になった)

もう一つは特定の状況でバランスを崩すことがあったため。足の指を鍛えてから、片足立ちをしてみたら記録が伸びる伸びる。

足の指を意識することは、後ろ体重で立ってないかのチェックにもなっている。

鍛え方

これは簡単で、立っている時に体重を徐々にあしゆびだけに移してゆく。それだけ。電車の待ち時間でも、エレベータの中でも、いつでも楽しめます。タダで。

足の指で握りこぶしをやったり、いろいろに動かしてみたりもしているが、それらは補助。

大地を見て、大地をつかんで歩く

スマホ見ている場合じゃないですよ! 地面の凸凹を見て歩く。

舗装されているし、床なんか平らだし。

よく見てくださいな。全然平らじゃないよ。地形を利用して上手く歩くのも歩くことの醍醐味の一つ。センチメートル単位のパルクールだと思えばいいですよ。

不整地をゆく

土のでこぼこ道なんかを歩いた経験があまりないと、そもそも下を見ないのかな?

運動の得意そうな青年と、どれぐらい走っていたかのマウント合戦になった。毎日何キロ走っただの、どれぐらいの時間で走っただの。

でも、靴履いてたんだろ?

と言ったら、目を白黒させていた。泥田んぼを裸足で走ったり、空手の基礎トレーニングで校庭を裸足で走っていたりしたので、絶対下見て走りますよ。冬の三角の小石なんて踏みたくないもん。泣けますよ。

雑木林やハイキングコースで歩いているときには、バランスを上手くとらないといけない。しっかり大地を足の指でつかんで歩こう。山登りで手の指で木や石をつかむように。

雑木林の場合にはおかしなものが捨てられていて、とんがったものを踏み抜いたりしたら危ない。ちゃんと見て歩かないとね。

という私は高架横の道を歩いていると、ざっくり左の靴の横面を鉄板が切り裂いた。血まみれ。溝の蓋の鉄板の角がめくれ上がっていたのだった…

裸足でなくとも

裸足で歩く経験を積むというのは昨今では難しいか。ミニマリストシューズなんかで足裏全体を使う感覚をGETするのもいいかもしれない。地下足袋?

べつに安物のペラペラのビジネスシューズでも良い。意外と「裸足」です。

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