[世界巡回] THE DAILY TRIBUNE – KINGDOM OF BAHRAIN@バーレーンの新聞

THE DAILY TRIBUNE誌@バーレーン 2022 1109閲覧

THE DAILY TRIBUNE誌@バーレーン 2022 1109閲覧

www.newsofbahrain.com/

Al-Ayam Publications グループの日刊新聞。同国のトップ誌となったこともあるようだ。国の情報省顧問が初代編集長。リベラルなスタンスを持っているのでイスラム主義者にはとやかく言われることもある模様。

#しかしなぜ顔写真が馬鹿でかいんだろうな。デザインテクニックが浸透してないのかな?

民主主義の道へ

フリーサイズの民主主義は無いんだ

若者の失業者問題や住宅計画問題がある現状だが、医療・教育面での発達はしてきている。過去には、空港を都市から離れた砂漠に建設するだの、野心的というよりは愚かな選択をしてきた”Silly Season” があったので賢くあらねばならぬ…(2022 1016)

その国その国ににフィットしたオーダーメイドの統治が必要で、それを継続していくためには現実にフィットした統治を心がける必要がある…

必要があるということは、それが欠けているということをしばしば指す。

アホな論点に固執している選挙は古今東西枚挙にいとまがない。指摘し続けないといけないんだろうね。

バーレーンの労働問題への取り組み

Flexi-Permit programme を終えて改革に向かう

移民労働者の話。居住のために雇用主を頼る必要がなくなっていたこの仕組は労働者の保護の観点からはよろしくなかった模様だ。

ゆるい移民労働者の受け入れは、ひどい労働条件を生む…いつものパターンです。

悪労働条件下で働くという話 –> 人身売買までセットの話ですよね。

労働ビザ発給をやった人は分かるだろうけれども、結構書類が面倒くさいし、更新にも手間ひまがかかる。でもしっかりした受け入れ先の確保、労働者側がしっかり働ける人間かどうかの確認なんかがないと、ゆくゆくはロクでもないことが起こるので必要なんだな。こういうのは。

ヒト・モノ・カネが行き来するグローバル化した世界だから、労働者の扱いをきっちりやっておかないと、西側諸国とのお付き合いがうまくいかないという問題が出てくる。

2つの天然ガス田を発見

Al Joubah, Al Jawf で天然ガス田見つかる (2022 1108)

見つかってよかったなぁ。(これは掘ってカネになる方ですかね。続報を待つか。)

ニュースはマイナス成分が入っているのが多いからこういうのは素直に喜びたい。

日本のLNG輸入元シェア(トンベース) で豪州:マレーシア:カタール≒40%15%12%ぐらい。石油産出だけではなく石油精製、アルミニウム精錬でも力がある。

ドローン時代のルールが必要

自動車の渋滞緩和になるけれども、配送業者が得をして、一般市民は頭の上のドローンを追い払う権利を失うだろう

「頭の上を自由に飛び回らせない」権利www

単に危険性の指摘というのではなくて、権利として捉えるセンスが良いな!

「頭の上の権利」

社会的な権利の前にこういう物理的権利の方が大切ですよね。

最近流行りの ?!#$X#/ の権利なんて言う前にコレですよ。具体的に書きませんが。

ちなみに私は頭の上に何かがいるのが好きではないので、高層住宅には住みません。過去にはやむを得ず住んでいたけれども。自分の頭の上で何かが動いてる時になるんですよ。

まあ旧家屋なので夏到来→虫→蜘蛛・ネズミ→イタチ→冬到来となるので、頭の上に何かいることには変わりないんですが…

立派な服を着てリクツをこねても、落ちてくるものは落ちてきてブツカリます

ともかく、自動車バイク自転車歩行者電車と、例外なくこういうのははみ出てぶつかる訳です。世の理なのです。

便利なんですよとか社会的に正しいですよとかそんなリクツが束になってかかっても決して曲がりませんからね。この理(コトワリ)さんは。

そして技術で飛んでいるものはその技術が失われると当然落ちます。揚力がなくなったり、コントロールを失ったりやる気が無くなったりアホな設計製造だったりで落ちます。

失敗事例航空宇宙
www.shippai.org/fkd/lis/cat009.html

#航空母艦に装甲板を貼ったように、家にも最低限の装甲が必要になって、政府から補助金が出て→そんな金あるか! 落ちてくるもの仕方がないだろ! までワンセット。

生産物ではなく作っている人間からまず疑うべき

そして長年工学研究者を見ていて分かるのが、彼らは技術で面白いことや便利なことを起こすことにまず飛びつくということ。たとえ慎重派であっても根本はそこ。人間としての方向性。工学の人の大集団になるとこの性質はどうしても出る。少なくとも透けて見える。

工学の人は、あらゆる悪魔的な事態や駄目な事態、人間の想像力を飛び越えた自然の驚異や人間の信じられないアホさ..を優先して考えない種族です。(↑こういうのは理学や哲学や法学の人の方が目くじらを立てる。というよりは大好物。)

バーレーン国際航空ショー 11/11まで

BIAS バーレーン国際航空ショーは10年目。軍民航空宇宙合わせての大イベントだけれども、子供向けゾーンもあるとのこと。

内容的にはものすごく興味があるけれども出不精の私はそこにたどり着かないのだ…

(近間のINTEX OSAKAにすらたどり着けないぞ! )

民事訴訟のハードル

民事訴訟の遅延戦略には代替紛争解決(ADR)が必要
遅延戦略は正義の維持と外国直接投資に響く

電子手続き、人員育成増強他諸々で対処するべきとの意見記事。

正義を謳いつつ、商売に障るからとっとと訴訟を裁かないとならぬのだ!

という実利的な論の運びがすばらしい。ちゃんと正義の服を着て、ちゃんと実利をつかむ。

#牛歩戦術はタートルレースというのか。ﾌﾑﾌﾑ

Discover America Week 2022 1018

米国大使館、毎年恒例の Discover America Week 開催。アメリカの食べ物や商品を試すイベント

この手のイベントはアメリカは昔からあちこちでやっている。これは食料安全保障の話が絡んでいるけれども、働き方関係のイベントもやっていた。

単に親米の人をじわじわ増やすのではなく、米国の様々な考え方 (イデオロギー的なものに限らず) や風習を伝えるイベントで関係改善や親睦強化を地道にやってる。

Edilliの集団墓地は、別のアルメニア戦争犯罪の暴露です

手足がワイヤーとロープで縛られた12人の遺体の写真は2020のカラバフ紛争のものではなく、1991-1994のカラバフ紛争のもの

20世紀のカラバフ紛争と21世紀のカラバフ紛争の両方の面で、アルメニア軍の戦争犯罪の確認をやっているとのこと。

てっきり別の戦争の被害者を使ってコレハセンソウハンザイダーとでッタ挙げる話と思ったら違った。