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【言語技術】文章力を上げる簡潔明瞭で優れた文章の構成法【鉄板】

作文・レポート・報告書など、説明的な文章を簡潔でしっかりとした文章にするためのルーチンは、以下の通り。

 

文章構成のルーチン

  1. とりあえず、書き出す。
    • 頭の中にあるものを吐き出す。恥ずかしがったり、失敗やタブーを恐れずに書き出す
  2. 書きながら考える
    • 書いて、書いたことを見て思いつく、書く、の繰り返し。アイデア出しの段階
  3. 言いたいことを一つ一文で表して取り出す。テーマの選定。(要約しておくこと)
    • 出たアイデアの方向性が複数あるのはよくあること。そこから一つだけ言いたいことを選ぶ
  4. 3.で選んテーマの説明や理解に必要なパーツをそれぞれ一文で取り出す(要約しておくこと)
    • 主張したいことだけでは伝わらないので、説明や論拠、分かってもらうための例を取り出す
    • これらのテーマ以外の文章のパーツも、それぞれ簡潔に言い切って、単一の機能を持つようにする
  5. 言いたいこと(テーマ)、説明、例、比喩の役割に応じて組み立てる
    • 箇条書きにして、相互の関係を確かめる
    • その後に文章化する
  6. 記述が足りない部分は補足する
  7. チェックリストを確認する。まだ完成していないのであれば1.に戻る
  8. 余った文章のパーツは残しておく
    • また別の機会に役立つ。今書いている文章にすべてを盛り込まない。

チェックリスト

  1. 言いたいこと(テーマ)が二つ以上ないか?
    • (文章全体を要約して一文で表してチェック!!)
  2. 各段落の機能(言いたいこと、説明、例、比喩)と内容は二つ以上ないか?
    • (段落を要約して一文で表してチェック)
    • (各段落の要約をして、段落間の関係をチェック!!)
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【言語技術】大学での論述式レポートで何を書いていいかわからない→俺分かってますよというのが指針

論述式レポート課題を出すと、↓こんな質問がときどきある。

「…について書け、…とは何か、こんな問題は曖昧でよく分かりません」

確かに、あることについて書こうとすると、

書ける内容の種類は無限にある。

#例えば、日本の産業の発展について書こうとすれば、いくらでも対象はあるし、切り口もある。中小企業について書くのか、産業構造について書くのか、海外との比較について書くのか、その歴史について書くのか、無限にある。

 

どうすればいいんだ??

課題であるからには、ようするに試されているのですよ。

#何をしていいか分からなくなったら、目的に立ち戻るべし。特に、処理しきれないほどのものを抱え込んだ場合、混乱している場合、手段を全く思いつかないない場合、を目の当たりにしたら、即目的を見つめなおすべし。

 

何のために書くのか。何を試されているのか??

レポートは自分が内容を理解していますよ、

やるべき課題をやっていて理解していますよ、

ということの証。

だから、

  • 対象を限定し(定義や基本用語などだ)、
    • →何について考えてるかはっきり分かってますよ!!
  • 基本的な事項を押さえ、
    • →基本分かってますよ!!
  • 重要な部分を書けばいいだけの話。
    • →何が重要か分かってますよ!!

高校までは、どこが重要かを示してもらって、

その理解度を「詳しい問題」で試す。

大学での論述式のレポートは、どこが重要か分かっているか、

というところまで試されているのだ。

 

以下補足

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【言語技術】読むためよりも、書くために辞書を読め。単語を沢山知らずに書くのは非効率→証明してみましょうか

単語をたくさん知っておくのは、地味だけど大切。効率に大きく関わる。

それも、読む時・理解する時よりも、書く時にその威力を発揮するのだ。

 

読む際に、知らない単語が出るたびに調べていては手間が増えるばかりだから、

単語をたくさん知っておくようにした方がよい。

#単語を【引く】のは、その単語を調べるだけでいい

#辞書を引くというのは、辞書のほとんどのページをすっ飛ばして、目的の単語の意味を調べられるということ。

 

しかし、読む時にも増して、書くときに辞書で表現を探すのは、実は面倒なんだ。

 

書くためにどの単語を使えばいいのか探しまわるのは、

辞書を引くよりも莫大に時間がかかるので、

事前に単語を洗いざらい、たくさん知っておくように

#単語を【探す】のには、辞書のある程度の範囲を読む必要がある。

#最悪辞書を全部読む必要がある。

#表現に困る度に、辞書を読む気か??

 

情報科学っぽく説明しておくか。

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【言語技術】しっかりした文章を書く=広く通じ長年の風雪に耐えるものを文章を書く。例えば→

しっかりした文章は、多くの人に長く読んでもらえる強度を持った文章といってよい。

しっかりした文章を書く第一歩は、この二点を意識するところから始まる。

#分かりやすさや読みやすさではなく、広く誤解がなく通じるかに注目。

 

しっかりした文章とはどんなものか、イメージ作りをしてみよう。

 

まずは、この辺りを見てみますか。

授業中の学生のメモ、学生のノート、先生の授業ノート、教科書

この違いは何だ?? はっきり言うとなんだろう??

  • 授業中の学生のメモ: しばらくの間、あなた個人が分かればよろしい。
  • 学生のノート: 年単位で、あなた個人が分かればよろしい。
  • 先生の授業ノート: 年単位で、クラスにいるみんなに分かればよろしい。
  • 教科書: 10年を超える単位で、どこの誰かわからない人みんなに分かればよろしい。さらには変更がほとんど効かない。

こんな具合だ。

読者範囲と、読まれる年数に明確な特徴がある。

#教科書が善でメモが悪、などではない。コストに応じて使い分け。

#また、対象範囲が広いものは分かりづらくなる傾向もある(あくまで傾向)。

 

さらに例を投入しておこう。いや、問題か。

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【言語技術】思っていることを表現する方法と素養

 

 

 

 

方法:

  • 思っていることを、ぴったり表せているかどうかをテストすること。
  • 自分の思っていることが、現実可能な小さなものに置き変わっていないかチェックすること。
    • 小さくまとまってしまっている、という状態を避ける
  • より思った通りの表現に近づけてゆく。

素養:

  • 思っていることを表現するための単語を大量にもつこと。
    • 表現の選択肢を広げておくわけだ。
    • 小さな辞典でも良いので、サラーッと読んでおくこと。
  • 似たような言葉の区別を日常的にしていること。
    • 言葉や考えの細かな違いを知っていると、より思ったことに近い表現が可能になる。
  • クドくて説明的な表現で説明することを厭わないこと。
    • シンプルな表現の追求は人に伝えるときにすること。
    • ともかく、思ったことをより正確に表すことに腐心すること。
  • 適切な表現がない場合には、比喩的表現を使ってでも表すこと。
    • 適切な言葉がない、言葉を費やして説明するのにはあまりにも複雑すぎる時に有効。

重要性:

自分が何を求めているのか、

何を思っているのかを知るのは大切

自分がどうしたいのか分からなければ、

その先計画を立てようが実行しようが全部それていくのだから。

 

頭のなかでは分かっているけれども表現できないということは、

人に思っていること、考えたことが伝わらないということにつながる。

思ったこと考えたことを全部自分で実行してしまうのであればいいんだけれども、人と考えを共有したり、伝承したりすることはできない。なかなか困った状態だ。

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【言語技術】【要点】簡潔な文章を書く方法、その基本

説明的な文章を書くときの基本をここにまとめておく。

 

 

  1. 言いたいことは一つにする
  2.  主題=言いたいこと を支える、文章の要素
  3. 文章全体の形
  4. まとめ

パラグラフリーディングパラグラフライティングを元に話をしているので、興味があれば調べてみてほしい (リンクは Google 検索)。

(さらに…)

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【言語技術】言い切るか、言い切らないか

 

言い切るべきケース:

完全にはっきりしている対象については、言い切ればいい。

簡潔に述べられるものであれば尚更だ。

ここで「など」等を付け加えるのは上策ではない

 

言い切るべきではないケース:

・対象がはっきりしない、

・例外が多い、

・きっちり表現するには紙幅が足りない、

・手短に例示で済ませたい時、

などの場合は、

 「など」

と付け加えておくべき。

#書いたことは一例で他のケースもあるという場合、詳細を省いていることを示しておくのは大切。

 

■断言して不誠実、言葉を濁してスッキリせず

▲言い切って失敗した…

「〇〇は××である」

言い切れないときに断言してしまうのは、

過ちの元。

 

▲辞書に書いていることがなんとなく分かりづらい、とは

辞書などの間違った表現を避けようとするものは、

断言を避ける

間違った断言をしないという誠実さの現れだが、

それは言葉を濁していることであり、

読み手にとってはスッキリしないものにはなる。

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【言語技術】比喩は発想・記述にとって重要 その理由は簡単→

理由は簡単。

 

ガチガチに定義し、新語を使いまくるのでなければ、

従来の表現では記述しきれないことはいくらでもある。

 

従来の表現で柔軟に表現する方法が各種の比喩表現だ。

 

発想においては、時間的制約により、簡便な表現が必要。

記述においても、論文やプログラムの如き書き方がいつも出来るわけではない。

読み手と書き手のコストについていつも考えなければならない。

(コスト: 使う単語や表現の数や読み書きにかかる時間・労力など)

 

それだけの理由です。

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【知識論】【言語技術】【教育】分かりやすさこそが至高、は視野狭窄。

分かりやすい文章

分かりやすい授業

分かりやすい**

 

こんなものが溢れかえっているのは、

情報の受け手の方が大勢を占めているため。

次に多いのが、解説者であるため。

 

別に分かりやすさを否定しているのではない。

知識・情報・表現の評価は、易しさだけではない、という話。

 

ともかく、

 

新たな知識を生み出す者の視点が足りない。

 

視野狭窄の原因1: 情報の種類が分かっていない。

視野狭窄の原因2: 情報・知識を扱う訓練、考えることについての認識不足。

(さらに…)