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研究者の理解されない苦しみ/こんなことが辛いのです

研究はハタから見るとヒマに見えるらしい。
研究者は中小企業の社長に近い。やるべきことをやるというのでは終わらない。
仕事を終えて家に帰ってリラックスという感じではないですな。寝るまで仕事は続く。

わりと精神の平静が保てる暦の上での休みこそ仕事に向いている。仕事はずっと続く。
日常の業務では色々な雑用が入り、単一の作業に全リソースをつぎ込めない。

こと難しい点を解明したり、原稿を書くことになると、頭のなかにすべての要素を詰め込んで組み立てる作業をする。だから他人と協調する仕事でありがちに横槍が入るような作業があると、折角の努力が瓦解することもある。

この辛さは横槍を入れられて初めて分かる。そうでない人には何のことかわからない(はっきり言って■したくなる)。仕事として積み上げたドミノをひっくり返されるのに似ている。
#そういえば師匠も、家では鍵をかけて仕事をしていると言っていたな。

研究者は仕事として何かを生み出し続ける。
眠たいときにはやっつけ仕事なんかができればいいんだけど、
眠たいにもかかわらず、クリエィティブなことをしなければならないことも日常茶飯事。

その辛さ?? それは眠気に耐えて疲れてやる気がなくても、面白い冗談を考え続ける、に少し似ている。眠たいけれども、決して間違えられない精密作業もある。これも負けず劣らず辛い。

救いは、その麻薬的カタルシスと頭がすっきりすることぐらいなのかもしれない。

そんなわけで研究者と暮らす人は、ちょっとだけその辺りを理解してあげてくださいね。