【言語技術】簡潔に書くには、だらだら書く→組み立て直して製品に

書く

 

仕事柄、学生の書くレポートなんかを沢山読む。面白いことは沢山書いてある。でもまともにつながってはいないし、メインとなる「言いたいこと」がどれなのかはっきりしない。どうすればいいか?

 

第一歩として、書くことのモード2つを区別することだと思う。

大きくは、

1.書いて考えるモード→2.考えたことを組み立てるモード

という流れを意識して書けばよいと思う。

2.の組み立てでマズいと思ったら、また1.に戻って考える。

 

1. 書いて考えるモード 《脱線しやすい》 ←はっきりしない文章はこれ

まとまった考えを書くのではなく、書きながら考えている状態。

書いたものを見る→頭から何かが出るから書く、の繰り返し。

《発散的》になりやすい。アイデアをばらまくようなことになりがち。

  • 発想的にはよい方法
  • 他人に見せるには不向きな方法
  • これはある意味、メモ書き。提出するものではない

 

2. 考えたことを組み立てるモード

目的に沿って、意図的に整理しようとする状態。

目的として、主張をしたり、説得したり、他人を動かす、などがあり、

考えていることは用意されていて、

必要な部品を適切に組み立てる。要らないものは捨てる。

《収束的》になりやすい。有目的な文章となりやすい。

 

 

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