調べもののやり方を知っていると、思いつくままに調べるよりはずっとストレスを感じなくなる。無暗に検索するのは疲れますよ。
※調べものは考え事と同じで、探索行動。つまり迷うことに通じる。うまくやらないと疲弊するのは当然。
理想的には今から挙げるような順番で調べたいもの。
ただし、前人未到の領域などでは、得られないようなものもこのリストにはある。
■いきなり調べたいことの詳細に突き進んではいけない。周辺の状況を知ることが後々大きな力になる。
- 調べたいことがどの分野にあるか知る
- 比喩:「どの国にあるか知る」
- その分野でカバーする範囲を知る
- 比喩:「国の形を知る」
- 概説、概況、概観、入門用の説明などで、その分野の大まかな地図を手に入れる
- 比喩:「何県があるか知る」
- その分野で出てくる単語をあらかた知る。これは意外に難しいときもある
- 比喩:「地名などに目を通す」
■やさしい理解から、正しさの追求へ
- まとまった情報を探す
- 《断片化した情報を避ける》
- 比喩:「ガイドブック」(全域の)
- 解説や拡散(口コミなど)の二次的にできた情報を追う
- 《分かりやすい表現や図などで、イメージ作りをする》
- 比喩:「土地勘」
- 正確な表現を追う
- 《明確な理解を作り上げる》
- 情報源を追う。吟味する
- 《正しさを追求する》
なお、どれぐらいの詳しさでよいのか、どんな関連分野のことは不要なのか、という基準をもっていると、余計な調べものをして疲れずに済む。
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