「検索の上手な方法」は初歩。
「みんな検索スキルを持つ時代になった」
というのをどこかで読んだけれども、ほとんどの人の検索はずいぶんとゆっくり。
どう検索するかの基礎のノウハウは習っているだろうけれども、これだけではあまり実用的でない。
Google検索結果の100件分を1分以内で流し読みするぐらいのことは、
Webにどんな人が生息しているのかが分かっていれば何でもないことなので、
ぜひトライしてみてください。
個々のWebに住む人の人種を覚える必要はないけれども、
どんな人がどれぐらいの信頼性のあるものを発信していて、
どんな言葉遣いをしていて、どんな情報を持っているのかを知っておくと、
検索語を適切に選べるし、検索結果をどんどんと飛ばし読みできる。
早く検索できるのは、必要でない情報をごっそり高速に飛ばして読んでしまえるということ。
検索語が適切であれば、不要なものがそもそもかからないし、
どんな人々がどんな言葉づかいでサイトを作っているのかの感覚があれば、
流し読みで不要な検索結果を飛ばせる。
例:
- Web上でものやサービスを販売する人や集団、企業の宣伝活動をする人や集団
- 自社商品の公式情報をもつ。啓蒙的な活動もしているが、あくまで彼らの優先事項はビジネス
- 新聞などのニュースサイト
- 新聞同様の確証度。
- あくまでも興味を引きそうなことを、思想信条によるバイアスを受けながら発信している
- 公官庁や公的団体、学校の人や集団
- 専門的で固い情報が多い
- 情報量は多い
- 学者
- 学術情報で確証度は高いが、政治の影響を受けていることもある
- Webで大規模なサイトやサービスを運営している人や集団
- ある程度組織だった知識を持っている
- Webで個人的にメシを食っている人
- 解説記事やおすすめ情報が多い
- 確証度はまちまち
- 専門知識やソフトウェアを公開しているマニアな人
- その分野である程度の信頼性を持った情報があることが多い
- 趣味程度の人
- 情報を拡散する役割を果たしている。若干情報をまとめていることもある
- 確証度はまちまち
- その分野での、一般人。素人。日記や知恵袋の質問を書いている人
- 分かりやすいが、確証度は期待できない
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